臨月はママの入院準備や赤ちゃんを迎え入れるための育児道具を準備したりと、やるべきことがたくさん。
育児グッズの準備はもちろんですが、実はそれ以外にも出産に向けて備えておくことがあります。
この記事では、身の回りの準備以外にも臨月のうちにやっておくことをまとめました。
目次
臨月の間に絶対にやっておくこと
まずは臨月のうちに必ずやっておくことからリストアップしていきます。
この項目に関してはママと赤ちゃんの命にかかわる内容なので、必ずやっておきましょう!
結婚指輪を外して保管しておく
出産までに必ず済ませおいてほしい内容の1つは、指輪を外しておくことです。
いまは医療が発達し、妊娠出産による死亡率が低下したおかげで妊娠出産が命がけという認識は薄れてきていますが、妊娠出産は何が起こるかわかりません。
たとえ妊婦検診で赤ちゃんが順調に成長していたとしても、突然ママや胎児の容態が悪くなることも考えられます。
母子の状態によっては、緊急帝王切開になる可能性も十分にありえるんです。
帝王切開の手術には電気メスを使うこともあり、そのときは体に電流が流れます。
人間の体は電気を通すので、指輪をしていると電気が指輪に集まることがあり火傷してしまうんだとか。
妊婦さんはむくみや体重の増加で、気づいたら指輪が抜けなくなっていた!ということもよくあります。
ですから、妊婦さんはできるだけ早く指輪を外して保管しておきましょう。
もし緊急帝王切開になった場合は、命にかかわるので指輪は切断されてしまうことも。
眼鏡やコンタクトなどに関しても、手術の場合ダメなことが多いみたいです。
メイクも顔色を見るという理由の他に、マスカラ、アイシャドウなど少しでも金属が含まれているものは危険なのですっぴんで挑みましょう!
ネイルのオフ
次に大切なのがネイルのオフです。
出産時は、母体の状態を指の爪で確認しています。
ですから、ネイルをしていると状態確認の妨げになってしまうのです。
赤ちゃんとママの安全のためなので、おしゃれしたい気持ちはグッと抑えてネイルは落としておいてください。
臨月中になるべくやっておきたいことリスト
次に紹介するのは、絶対必要というわけではないけれどやっておいた方が安心できる項目です。
余裕のある方は万が一に備えて、やっておきましょう。
陣痛タクシーに登録する
常に車を運転できる誰かが側にいてくれるのであれば安心ですが、なかなかそうもいかないですよね。
特に、家に1人になる時間があるというママは注意しましょう。
いざ陣痛がきたとき破水して、地元のタクシーを呼んだものの乗車拒否なんてされたらたまったもんじゃありません。
ですが、陣痛タクシーならそんな心配は必要なし。
もし破水で汚してしまっても、クリーニング代などは取られません。
いざという時のために登録しておくことを強くおすすめします。
登録したからといって必ず利用しなくてはいけないわけじゃないので、そこは安心してください。
- 名前
- 出産予定日
- きてほしい住所(自宅や実家など)
- 出産予定の産院
タクシー会社によって多少異なる部分はあると思いますが、基本的にこれらを登録するだけです。
住んでいる地域の役場に問い合わせをすると地元の陣痛タクシーを教えてくれますよ。
緊急時の連絡リストを用意する
臨月に入ったら、念のために緊急時の連絡リストを作っておきましょう。
「いつ陣痛がきても大丈夫」と心構えができているつもりでも、いざ陣痛がくると痛みや不安から頭が真っ白になってしまうことはよくあります。
特に初産のママは、突然の破水などからパニックになる可能性大。
また、臨月になると医者からもなるべく歩くように言われます。
ひとりで外出しているときに陣痛がきた場合など、パニックを起こしてタクシーに行き先をうまく伝えられないなんてことが起きないように病院の電話番号、住所はしっかりメモしておきましょう。
話す余裕がなくても最悪、メモをみせればいいので安心です。
臨月のうちにやっておくと後が楽になるリスト
優先度は低いけど、やっておくと出産後が楽になることをまとめました。
新生児との生活は、結構バタバタして余裕がありません。
ですから、あとは生まれてくるのを待つだけというママはぜひ、やっておきましょう。
乳首のマッサージ
母親学級で口うるさく言われていると思いますが、ぶっちゃけサボってる人も多いと思います(笑)
乳首マッサージをサボってると本気で痛い目みます。文字通り痛い目みます(大事なことなので二度言いました)
子宮を収縮させ、陣痛をうながす効果もあるのでそういう意味でも臨月になったら少しずつでも乳首マッサージを始めるといいですよ。
学資保険の検討
こどもが産まれて悩むのが学資保険について。
ついつい後回しにしがちですが、生まれてからはドタバタして体力的にも余裕がなくなってしまうもの。
臨月のうちから学資保険の検討をしておくと後が楽です。
ちなみに学資保険には妊娠中(出産140日前)から入れます。
早ければ早いほど月々の負担が減るので、学資保険を検討しているかたは早めの加入がオススメです!
あまり考えたくない話ですが、契約した時点で保障が開始するのでもし出産前に契約者が死亡、または所定の高度障害になった場合、以降の払い込みが免除されプラン通りの保証金を受け取ることができます。
これも学資保険にはやめに加入しておくメリットの一つです。
男女両方の名前を決めておく
この時期になると、だいたい性別がどっちかわかっていると思うのですが
ごくまれに女と思ってたら男だった(逆もしかり)なんてことがあるみたいです。
慌てなくて済むように、両方の名前を決めておくといいですよ!
美容室に行っておく
臨月にはいったら美容室にいってカットして髪型を整えておきましょう。
産まれてからは、なんだかんだで忙しくて行けないのが現状だったりします。
体調と要相談にはなりますが、出産前に行っておくとしばらく行かなくて済むので楽チンです。
内祝いの検討
出産のことで頭いっぱいになって忘れがちですが、日本には出産から1ヶ月後のお宮参りを目安に出産内祝いを贈る風習があるので
産後バタバタしないためにも今のうちから検討しておくといいですよ。
出産内祝いのカタログを見てみると種類がいっぱいな上に、可愛いのが多すぎて意外と悩みます。
今のうちに目星だけでもつけておきましょう!

まとめ
臨月になると検診も毎週に増え、あっという間に時間が過ぎてしまいうっかり忘れてしまっていた項目もあるかもしれません。
あとから困った!という事態にならないためにも時間をみつけて早めに準備しておきましょう。
お腹が重くなって大変かとは思いますが身体を大事にしつつ、出産に備えてくださいね!