元は小説投稿サイト『小説家になろう』で連載されていた盾の勇者の成り上がりがアニメ化されました。
盾の勇者は、いま流行りの異世界ものファンタジー!
しかし異世界で主人公が無双するような主人公最強とは正反対の、勇者でありながら不遇な扱いをうける最弱職という設定です。
この記事では盾の勇者の成り上がり1話に関するあらすじとネタバレを紹介しています。
目次
盾の勇者の成り上がり1話のあらすじ
主人公、岩谷尚文は図書館で『四聖武器書』という本を読んでいたところ突如として異世界へ”勇者”として召喚されます。
その異世界では終末の予言がなされ、厄災を逃れるために4人の勇者を召喚して助けをこうための儀式を行い、その1人として尚文が選ばれたのでした。
異世界”メルロマルク”に飛ばされてきた勇者は4人。
それぞれに剣・槍・弓・盾の勇者として武器が決まっていました。

引用:盾の勇者の成り上がり
尚文は盾の勇者として召喚されましたが、盾はいわゆるハズレ役職として疎まれていて、理不尽な対応を受けます。
そのため、共に旅をする冒険者にも恵まれませんでしたが、たった1人だけ一緒に旅をしてもいいと言ってくれる女冒険者が現れました。
尚文は女冒険者”マイン”を仲間に迎え入れ、さっそく旅にでますが
翌朝、目が覚めると金品がすべて盗まれ、あげくに身に覚えのない暴行の容疑で連行されてしまい─…
盾の勇者の成り上がり1話の見どころ
1話の見どころといったら、何といっても尚文が闇堕ちしそうなハラハラ感でしょう!
勇者として召喚されたのに、盾職というだけで理不尽すぎる扱いを受ける尚文。
最初は不遇であることを察しながらも、それでも前向きに頑張ろうとしますが酷い仕打ちの連続により完全に負の感情に取り込まれてしまいます。
他の勇者たちとも決別し、個人でのし上がることを決意した尚文ですが盾職は盾以外の武器を使うことができません。
そのため代わりに戦う仲間が必要ですが、周りに群がるのは盾職を見下し・養分にしようとたくらむような人間ばかり。
どんどん荒んでいく尚文の姿を見ていると、このまま闇堕ちしそうで不安になりました…(笑)
理不尽な現実に怒りを感じながら、勇者という立場と現実にどう向き合っていくのか必見です!
盾の勇者の成り上がり1話のネタバレ
この先では、盾の勇者の成り上がり1話のネタバレを含みます。
まだ物語をみていないかたは注意してください。
四聖勇者として異世界に召喚される
偶然『四聖武器書』を読んだことで異世界へと盾の勇者として召喚されます。
勇者はそれぞれ別々に力を磨くほうが良いという言い伝えがあり、個人で冒険にでることになりますが尚文は盾職という立場のせいで人望がなく、仲間ができません。
その状況に、最初は槍の勇者についていた女冒険者”マイン”が声をあげて尚文のたった1人の仲間になります。
マインの裏切り
マインに促され、装備するための防具と武器を買いに行きますが
店で剣を握ろうとした尚文は武器からはじかれてしまいます。
どうやら盾の勇者の尚文は、盾以外の武器が使えないようでした。
仕方なく、防具だけを揃える尚文。マインは自分が強くなればたくさん敵を狩れて、お金もたくさん入るはずだと言い自分に高価な装備品をねだります。
引用:盾の勇者の成り上がり
色仕掛けに負けた尚文は、マインが選んだ装備品を買い与えますが翌朝、目が覚めると昨日買ったはずの防具と残ったお金がすべて消えていることに気付きました。
強盗に入られたとおもった尚文は、慌ててマインを起こしに向かいますが「王から出頭命令が下った」と駆けつけた騎士たちに連行されてしまいます。
わからないまま城へ連行された尚文は、マインを見つけ「無事だったのか!」と声をかけますが
マインは怯えた表情で槍の勇者・元康のうしろに隠れてしまいました。
その行動に違和感を感じながらも、尚文は王様に「寝ているあいだに泥棒に入られたので犯人を捜してほしい」と伝えます。
しかし、王様の口から出た言葉は「黙れ外道!」という罵声でした。
何のことかわからない尚文。王様はマインへ再び証言するよう促します。
するとマインは酒に酔った尚文が部屋に押し入り、襲われたと言い出したのです。
身に覚えのない尚文は否定しますが、聞き入れてもらえません。
言い争っている最中に、元康が盗まれた防具を身に着けていることに気づいた尚文は「犯人はお前か!」と怒りますが、元康はマインにプレゼントしてもらったものだと言います。
そこでやっとマインが最初から裏切るつもりで自分の仲間になったことを悟った尚文は激怒し、信じてくれない他の人間たちと決別してしまいました。
防具屋の店主だけが信じてくれた
街中を歩いていると、防具屋の店主に声をかけられました。
どうやら噂を聞きつけた店主は怒りから尚文を一発殴ってやろうと待ち構えていた様子。

引用:盾の勇者の成り上がり
しかし、尚文の目をみて何かを感じ取った店主は殴るのをやめて手を放し、盾以外になんの装備もみにつけていない尚文へ”餞別”だと在庫処分品のマントを渡します。
奴隷商人と亜人
餞別のマントを装備し、ひとりでレベル上げにいそしむ尚文。
防御力は高く、たいしたダメージは負わないものの武器が使えないため、レベル上げに苦戦します。
ひとりで過ごす尚文に仲間になってもいいと持ちかける3人組が現れますが、彼らも盾の勇者を見下し・養分にしようと企む人間でした。
マインのことで懲りた尚文は相手の意図を見抜いてうまく撃退しましたが、盾であるがゆえの負のループを自覚します。
そこへ「お困りですか?」と声をかけてきた怪しい商人。

引用:盾の勇者の成り上がり
「仲間の斡旋なら間に合ってる」とつっぱねる尚文に、商人は「仲間なんてそんな不便なものじゃありません」
と意味深な返事をかえします。
気になって商人に付いていった先で見たのは、多種多様の奴隷でした。
奴隷には呪いが施されており主人を裏切ることも、嘘をつくこともできない、まさに今の盾の勇者にぴったりな商品だという奴隷商人。
いくつか見せてもらうことにした尚文は、どこかで咳きこむ声を聞き、音がした檻をおおう幕をどけて中を確認します。
檻の中にいたのは、小さな”亜人”と呼ばれる人間と獣のハーフの女の子でした。

引用:盾の勇者の成り上がり
この頃の2人はどちらも傷つきまくってて悲しい…。はやく笑える日がきますように!
まとめ:マインはクソビッ(ピーーーー自主規制)
勇者として召喚したくせに、不遇な扱いを受ける尚文がとにかく不憫な回でした。
見ててこっちまで腹が立ってくるけど、しばらく辛抱です。
- 災厄をはらう勇者として4人が異世界から召喚された
- 勇者はそれぞれに剣・槍・弓・盾と役職が決まっている
- 尚文は盾の勇者に選ばれたが、盾はハズレ役職として知られていて理不尽な扱いを受ける
- 人間不信になった尚文は奴隷商人から絶対に主人を裏切らない奴隷を紹介される
2話では、亜人ラフタリアちゃんが仲間に加わります。
尚文がどのように現状に立ち向かうのか。厄災は無事にはらうことができるのか。
必見です!
