大晦日の人気番組、紅白歌合戦に米津玄師さんの初出演が決定しました!
しかし、これまで一度もテレビの前で歌わなかった米津玄師さんが紅白歌合戦への出場を決めた理由は一体何なのでしょうか?
そこには、歌唱予定である「Lemon」の創作エピソードとの深い関わりがありました。
この記事は米津玄師さんの紅白歌合戦への出演理由と、今まで出演しなかった理由についてまとめています。
そもそも、米津玄師が今まで紅白歌合戦に出演しなかった理由は?
昔から絶大な人気を集めていた米津玄師ですが、過去に一度も紅白歌合戦に出演したことがありません。
ファンとしては「なぜ?」という疑問が浮かび上がってきますよね。
米津玄師さんがこれまで一度も紅白歌合戦に出演しなかった理由は、シンプルに「必要性を感じなかったから」の一言につきます。
というのも、米津玄師さんは2015年にこんな発言をしているんです。
テレビ側が呼んでくれたら、あと自分が必要だと感じたら出るよ。出ないと決めてるわけじゃない。 https://t.co/QoxxbQNyNQ
— 米津玄師 ハチ (@hachi_08) May 18, 2015
つまり今までは「テレビの前で歌うことに必要性を感じることがなかった」ということなのでしょう。
今回、米津玄師が紅白歌合戦に出演を決めたわけ
これまでも紅白歌合戦への出場オファーはあったはずですが、全て必要性を感じず断っていた米津玄師さん。
今年も大活躍したにも関わらず、紅白歌合戦への出場者一覧に名前がなかったことに、ファンはガッカリしつつも「やっぱりか〜」と思ったことでしょう。
しかし本日、12月26日になって米津玄師の出演が決定!
こうなってくると、なぜ今になって紅白歌合戦への出演を決めたのか気になりますよね。
米津玄師さんが今年の紅白歌合戦への出演を決めた理由は冒頭でも触れたように、歌唱予定である「Lemon」の創作エピソードに関係があるようです。
「Lemon」は2018年の3月14日にリリースされた、米津玄師さんのメジャー8枚目のシングルで
- 週間1位(Billboard Japan Hot 100)
- 2018年度年間1位(Billboard Japan Hot 100)
- 週間2位(オリコン)
- 2018年3月度月間3位(オリコン)
- 2018年度年間18位 (オリコン)
- 週間1位(10週連続・通算16週、オリコンデジタル)
と、かなりの人気曲であり「アンナチュラル」のための楽曲として昨年12月に制作されたもの。
ドラマ側の依頼で「亡くなった人を想う曲」として制作をしていましたが、
その制作の最中で米津玄師さんの祖父がお亡くなりになったのだそうです。
その結果、
「あなたがいなくなって悲しい」という切ない気持ちを吐き出すような形の楽曲になり、いまの「Lemon」が完成しました。
本来であれば今年も出演予定はなかったそうですが、米津玄師サイドにNHKが交渉を粘り
"徳島からの生中継"という条件を提案したところ、急遽出演が決まったのだとか。
米津玄師さんの祖父が他界されてから1年が経過する12月の大晦日。
自身の故郷でもあり、祖父が生きた徳島で「Lemon」を歌う
そのことに、米津玄師さんがテレビに出る意味を見出せたということが今回の出演オファーを受けた理由なのだそうです。
夢ならば どれほど 良かったでしょう
未だに あなたのことを 夢に見る
忘れたものを取りに帰るように
古びた思い出の埃を払う出典:Lemon
Lemonの冒頭部分ですが、曲の深みが増しますね。
心のこもった歌詞だからこその大ヒットだったのかもしれません。
まとめ
今回、紅白歌合戦への出場が決まった米津玄師さんの出演理由には、亡き祖父への強い想いがあることがわかりました。
亡くなったご祖父様のご冥福をお祈りすると共に、米津玄師さんの歌がご祖父様の元へ届くよう、祈っています。
何はともあれ、大晦日まであと少し。
米津玄師さんの紅白歌合戦初登場を楽しみにしつつ、今後も応援していきたいですね!