- ハリーポッターに出てくる蛇・ナギニの正体が知りたい方。
- ナギニを演じるキム・スヒョンについて知りたい方。
待ちに待ったファンタステック・ビースト「黒い魔法使いの誕生日」が11月23日に公開されました。
ファンタジック・ビーストはハリーポッターシリーズのスピンオフ作品ということもあり、復習のためにハリポタ映画の見直しをする人も多いのではないでしょうか。
そんなハリーポッターシリーズ最大の敵といえばヴォルデモートですが、彼には死喰い人という仲間の他に“ナギニ”という蛇がいましたよね。
ヴォルデモートの命令を忠実に守り、汚いことにも手を下す非情な場面を見せつけてきたナギニ。
人を丸呑みしたり、死んだ人間の中に入りこんでハリーたちを待ち伏せたり・・・
正直、めっちゃ怖い!!!
ナギニはヴォルデモートの側近としてルシウスやベラトリックスとは比にならないほどの信頼を得ていました。
そんなナギニについて、ファンタスティック・ビースト「黒い魔法使いの誕生」のある公開予告が最近ネット上をざわつかせたのをご存知ですか?
その問題の映像が、こちら。
このうまくナギニをまとめた動画最高にわかりやすいのになぜインスタだけに載せるのか…ツイッターにもこれ載せたらもっと拡散されるのに pic.twitter.com/U8SAa5Xql0
— Ruby (@loussier_s) 2018年9月26日
ナギニが実は人間(しかも美少女)という衝撃の事実!
思わず「えっ」と声をあげた人も多いのではないでしょうか。
最大の謎はナギニはどうして蛇になってしまったのか?という点ですよね。
そしていつ、どんないきさつでヴォルデモートと知り合ったんでしょうか。
ナギニを演じるキム・スヒョンについても詳しく調べてみたいと思います。
目次
ナギニとは?
ナギニとは、ヴォルデモートに仕えるメスの大蛇の名前です。
ネット上ではハリーポッターと賢者の石で出てくる動物園の蛇ではないか?と噂になっていましたが、これについては作者であるJ・K・ローリングが直接否定しました。
ナギニは非常に危険な毒を持っていて、その毒はヴォルデモートが復活するさいにも材料のひとつとして使用されています。
今のところナギニの蛇の種類は明かされていませんが、
インド神話に出てくるナーガ神から派生したとJ・K・ローリング本人が語っています。
ナーガ神は蛇の精霊もしくは蛇神と言われており、よく半人半蛇の姿で描かれるそうですが、それも一般的なものではなく
純粋な蛇として描かれたのでることもあれば、頭が7つある姿で描かれたりとその姿は様々。
元は人間という設定を知ると、半人半蛇の神をモデルにしたのも納得ですね。
人間だった頃のナギニ
ファンタスティックビースト「黒い魔法使いの誕生」では、人間だった頃のナギニの姿が描かれています。
人間だった頃のナギニは「The Circus Arcaunce」というサーカス団の花形スターでした。
インドネシアのジャングルで捕獲された、マレディクタス(人間に劣る種族)として人気の見世物だったようです。
ファンタスティック・ビーストはハリーポッターシリーズより前の話しで、この頃のナギニはまだ自在に変化できています。
ナギニはなぜ蛇になるの?マレディクタスとは?
ナギニが蛇に変身する理由は、ナギニの血にあります。
ナギニが蛇へと変身するのは、女性にのみ受け継がれる血の呪い(blood malediction)を受け継いだ
マレディクタス(Maledictus)と呼ばれる存在であることが原因です。
この血の呪いは、母から娘へ、生まれた瞬間に受け継がれます。
ちなみにMaledictusの意味はラテン語で「呪われた」という意味。
アメーガスとマレディクタスの違い
猫に変身するマグゴナガル先生や、犬に変身するシリウスたち”アメーガス”と”マレディクタス”の違いは何かというと
アメーガスとは、本人の意思ありきの変身能力。
対してマレディクタスは、本人の意思に関係なく徐々に姿を変えてしまう呪いの血が流れる女性を指します。
ナギニに流れる血の呪いは、若いころは自分の意志で変化できますが年を重ねるうちにコントロールが効かなくなり、最後は完全な大蛇へと姿を留めてしまうというもの。
ちなみに、ナギニは最終的に蛇に変化しますが他にも血の呪いを持つマレディクタスは存在していて、呪いの種類によって最終的な姿は変わるみたいです。
ナギニを演じるキム曰く、ナギニ自身もそのことには気付いていて、日々プレッシャーを感じているのだそう。
ナギニはいつから蛇の姿なのか(考察)
ファンタスティック・ビースト2の舞台となっているのが1927年。
この頃のナギニはまだ自由自在に変化できています。
いま現在の情報ではいつから蛇の姿で、いつからヴォルデモートと一緒にいるのかハッキリとしたことはわかりません。
ヴォルデモートが誕生したのが1926年の12月31日。
孤児院で育ち、1938年にダンブルドアに自身が魔法使いだと教えられてホグワーツに入学したので
それまではただの男の子だったはず。
ナギニがヴォルデモートと共に初登場したのは1944年なので、入学以降の6年間の間に出会ったというのが有力候補ですね。
ファンタスティック・ビースト「黒い魔法使いの誕生」では、まだヴォルデモートとの出会いについて語られませんでしたが
現在のところ5部作の予定みたいなので、後半あたりでナギニとヴォルデモートの出会いについても描かれるかもしれません!
ハリーポッター映画大全集にナギニの伏線があった!
ちなみに、ナギニが人間の女性であるという設定についてはハリーポッター映画大全集のコンセプトアートにて伏線があったようです。
たしかに胸らしきものを吸っています。
本当にJ・K・ローリングさんは伏線を張るのがうまい…!
キム・スヒョンはどんな女優?
ナギニ役を演じるキム・スヒョンさんは
1985年1月25日生まれ韓国のモデル・女優で代表作は『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウロトロン』
作中ではヘレン・チョ役を演じました。
芸能界に同姓同名が多かったので最初は「ユリエル」という芸名で活動していたようですが、
2011年に放送されたドラマ「ブレイン」に出演するさい本名を名乗ったそうです。
11月23日公開のファンタスティック・ビースト2ではどんな演技を見せてくれるのか注目ですね!
まとめ
- ナギニはマレディクタスという血の呪いを受け継いだ人間の女性
- 血の呪いは母から娘へ受け継がれる
- アメーガスと違い、意思と関係なく姿が変わりやがて本当の動物へとなり果ててしまう
- 演じているのはキム・スヒョンという韓国人女優
- 母親が血の呪いを受けた理由やヴォルデモートとの出会いについては不明
ただのヴォルデモートの相棒かと思いきや、実はもの凄い伏線の持ち主だったナギニ。
彼女の母親はなぜ呪いを受けてしまったのか
ヴォルデモートと出会ったときは人間だったのか、もしくはすでに蛇だったのか?
今のところ、その辺りは明かされておらず謎は深まるばかりですが今後のファンタスティック・ビーストにて明らかにされることを祈りましょう!