テレビドラマ3年A組の第7話が放送されました。
今回も、ハラハラドキドキの展開で、ついに景山澪奈がターゲットにされた理由が明かされました。
この記事では、7話のあらすじとネタバレについて紹介しています。
目次
【3年A組】7話のあらすじ
3年A組の7話のあらすじと予告動画はこちら。
一颯(菅田将暉)に名指しされた犯人教師は武智大和(田辺誠一)だった。
澪奈(上白石萌歌)を陥れるためにフェイク動画の作成を依頼したのは武智だと告発したことにより、世間の声はいっせいに武智に向き始める。
あくまで身の潔白を主張する武智に、一颯は夜の8時までにすべての罪を自白するよう促し、さもなければ武智にとって”一番大切なもの”を奪うと言い渡す。
教室では、一颯が生徒たちに澪奈が命を落とした当日の映像を見せる。その映像には、亡くなるその日に「フェイク動画の犯人に会いに行く」と告げる澪奈の姿が映されていた。
さらに、マインドボイスで流出している澪奈の死の当日と思われる防犯カメラの映像を教室で公開。そこには澪奈らしき生徒と怪しい男がビルに入っていく後ろ姿、のちに男だけがビルから走り去っていく様子が映されていた。
しかし、動画では男の顔は確認できず、映像の男が武智大和だという決定的な証拠がない。
そのことに瀬尾(望月歩)と華(富田望生)が異議を唱えた。
一颯は生徒たちに、澪奈と映っている男が武智なのか、それとも別人なのか映像を解析して見極めるように告げ──。
【3年A組】7話ネタバレ
日本中が犯人として武智大和に注目
柊一颯が景山澪奈のフェイク動画を依頼した犯人教師として名指ししたことにより、日本中から犯人として注目を浴びるようになったB組担任・武智大和先生。
マインドボイスには、澪奈が自殺した当日、男とビルに入っていく後ろ姿をとらえた映像が投稿され
この男が武智大和ではないか?と騒ぎに。
しかし、武智大和はこれを真っ向から否定し自身の無実を主張します。
武智を擁護する生徒と意見が割れる
柊一颯と武智大和、どちらの主張が正しいのか迷う生徒たち。
そこで一颯は「直接聞いてみよう」と武智大和に電話をかけます。
いまSNSで話題になっているある動画を見たかとたずねる柊一颯に、武智大和は「あれは何ですか?」と返しました。
「あれはおそらく、景山澪奈が命を絶った直前の映像を捉えた防犯カメラの映像です」
と答える一颯。
景山澪奈はあの日、フェイク動画の犯人に会いに行くと言っていた。
つまり、あの映像に映っている人物がフェイク動画の犯人かもしれないと続ける一颯に、武智は「そんなバカな」と一言。
そんな武智に一颯は「今夜8時までにすべての罪を自白してください。そうしないとあなたが最も大切にしているものを奪います」
と今日の課題は武智大和に行ってもらうことを告げました。
防犯カメラの映像を生徒が解析
柊一颯は生徒たちに2つの動画を見せます。
ひとつは景山澪奈が自殺した当日の9月25日に、「今日フェイク動画の犯人に会ってくる」と柊一颯に伝えている映像。
もうひとつは、同じく9月25日に景山澪奈と1人の男がビルに入っていく後ろ姿と、その後男だけがビルから走り去る映像です。
それを見た生徒たちは「この男がフェイク動画の犯人だ」と言い
さらに1人の生徒が「この男が景山澪奈を殺した可能性もある」と言いますが、すかさず茅野さくらが「それはあり得ない」と否定します。
しかし「なんでそう言い切れるんだよ」と突っこまれると、「それは…」と言葉に詰まってしまいました。
最初は本当に武智が犯人なのか疑っていた徒たちも、実際に動画を見たことで男=武智大和だと決めつけはじめます。
ですが、瀬尾(望月歩)は「証拠はあるのかよ?」と武智犯人説を否定し
はっきりと答えることのできない一颯を見て「確証がないから、教室に立てこもって大騒ぎしてるんだろ」とさらに追及します。
どういうこと?と疑問を投げかける他の生徒たちに瀬尾は”印象操作”だと主張。
これだけ大きな声で犯人だと言えば、みんながこぞって粗を探し出す。
ましてや武智はテレビに出てる有名人。フェイク動画の証拠が出てこなくても社会的制裁は十分に受ける。
これで武智が犯人じゃなかったら、どうするつもりなんだと柊一颯を非難する瀬尾に対し
「ブッキーは確証がなきゃあんなこと言わない」
と一颯を信じる生徒とで対立します。
瀬尾の意見に華(富田望生)も同意し「武智先生がこんなことするとは思えない」と主張。
やたらと武智の肩をもつ2人に違和感を感じた甲斐(片寄涼太)が、擁護する理由を聞くと瀬尾と華は武智にスポーツ推薦を貰っていることが明らかになります。
「つまり武智に問題があると、推薦がなくなるってことか──」
その言葉に、教室が静まり返りました。
そこで柊一颯は、動画の入ったパソコンを生徒に渡し「この映像を解析してみろ」と自分たちの手で真実を暴くよう告げて、教室をあとにします。
瀬尾と華は武智大和に推薦を貰っていた
武智大和の無罪を主張していた瀬尾と華は、武智に豪翔大学へのスポーツ推薦をもらっていました。
逢沢(荻原利久)は武智は生徒の実力を見極めずに推薦するから、武智に推薦を貰った生徒のほとんどが1年目で辞めているという情報を瀬尾と華に伝えます。
華は「知らなかった…」と驚きますが、
瀬尾は「だから何だよ。力がなきゃ生き残れねぇことくらいわかってる」と言いその場を去ります。
男子トイレで顔を洗いながら、回想する瀬尾。
スポーツ推薦まであと一歩のところで落ちてしまった瀬尾と華は落ち込みつつも、自主練にはげんでいました。
あともう少し、実力があれば…
と会話していた瀬尾と華のもとへ、武智が声をかけ急遽、豪翔大学への推薦が2枠余ったからと2人に進学を進めます。
大学の費用が出せるほど余裕がない
と悩む華に、武智は「結果さえ残せば学費は免除。親にも楽をさせられる」と言い、その言葉に2人は目を輝かせて喜びました。
瀬尾が一颯を襲撃
動画の解析は思うように進まず、難航していました。
瀬尾は、柊一颯が確実な証拠を持っていないことをネットに暴露すれば、武智大和への世間の目が変わるはずだと他の生徒数名と一颯を襲うことを決意します。
夕飯を取りにきた諏訪と水越のうしろをつけた瀬尾たちは、不意を突いて一颯を襲い押さえつけている間にパソコンからネットに書き込みをしようとしました。
しかし、パソコンにはロックがかかっていて解除できません。
異変に気付き、駆けつけた甲斐が瀬尾を蹴り飛ばしたことで作戦は失敗に終わりました。
「なんでそいつの味方すんだよ!おかしいだろ!」
と叫ぶ瀬尾に
「おかしいのはお前だろ!そんなに推薦取り消されるのが嫌かよ」
と甲斐が言います。
瀬尾は「嫌に決まってんだろ…。俺にはこれしかねんだよ…やっと掴んだチャンスなんだよ!」と叫び、取り押さえていた生徒を突き飛ばしました。
「今回は仕方ねぇだろ、お前には次があるって」
となだめる須永(古川毅)の言葉に「そんなこと簡単に言わないで」と華が涙を流します。
3年間、必死に努力して頑張って
それでもダメで諦めていたところへ声をかけてもらって、こんなチャンス二度とないって喜んだ
また次があるなんて簡単に言わないで
その訴えに、クラスメイトが何も言えずにいると
一颯が瀬尾へ「お前のゴールはどこだ?スポーツ推薦で大学へ入ることか?卒業したあとも選手として続けることか?」と聞きます。
「知らねえよ。目の前のことでいっぱいいっぱいで考えたこともない」と答える瀬尾。
それに対して一颯は
「お前たちはそれでいい。だが教師はそうはいかない」
と言い、生徒へ自分という人間をジャッジしてほしいと頼みました。
明らかになる犯人の動機
柊一颯に呼び出され、ひとりで学校の広場へやってきた武智大和。
「いったいどうしたんですか?こんな事件起こして」とすっとぼけた態度を取り続ける武智に、一颯は武智の電話を盗聴した音声を聞かせます。
そこには武智の声ではっきりと
「喜志くん、景山澪奈のフェイク動画ありがとうね。ほら、ドーピングのやつ。これで彼女の選手生命は終わりだね」
という声が録音されていました。
しかし盗聴は法的な証拠にならないとしてシラを切り続ける武智。
柊一颯は、武智が景山澪奈に豪翔大学のスポーツ推薦を持ちかけたが、断られたことを持ち出しました。
「他に行きたい大学でもあったんだろ」
と言う武智に、柊一颯は「あなたと豪翔大学の深い関係を知っていたからだ」と指摘します。
武智は豪翔大学と裏で繋がり、生徒を1人推薦入学させるごとに見返りとして賄賂を貰っていました。
景山澪奈を入学させれば多額の報奨金が手に入る──
お金のために、断られても粘り強く景山を勧誘していた武智はついに最終手段に出ました。
景山に”支度金”として賄賂を渡し
入学すれば、もっとお金を受け取れると甘い言葉で勧誘したのです。
しかし、武智が入学させた生徒の活躍に応じて裏金を貰っていること
1年目で活躍できなかった生徒には強制退学や
学費免除の撤回など、厳しい契約を交わしていたことを知っていた澪奈はお金を突き返し、
「こんなことやめてください。辞めないなら教育委員会に訴えます」
と断りました。
景山澪奈に真実が暴露されることを恐れた武智は、澪奈を陥れるフェイク動画を作ることを依頼したのでした。
「君は騙されてる。景山澪奈に僕は言い寄られていた。僕が断ったから君を頼るようになったんだ」となおもシラを切りとおす武智。
そこへ、1枚の写真が一颯のスマホに送られてきます。
その画像は澪奈といっしょに男がルへ入る動画の一部でした。
動画を解析していた生徒たちが道路のミラーに映りこんだ男の顔を発見。そこには武智の顔が…。
その写真を見せられた武智は、激しく動揺し「そこに写ってるのは僕じゃない」と否定します。
「確かに僕は景山澪奈に会うことになっていた。君の言う通り、フェイク動画の件で」
「フェイク動画の件は認めるんですね?」
柊の言葉に、武智が「ああ!」と認めます。
「だけど、会えなかった。僕と会う前に、彼女は…」
武智が言いかけた言葉をさえぎって、柊は「みなさ~ん、聞きました?」と天井を見上げます。
そこにはカメラが仕掛けられていて、2人の会話は一部始終がマインドボイスのネット中継で放送されていたのです。
「あなたの大切なものはいただきました。名声と権威。それがあなたにとって何より大切なものだった」
一颯の説教タイム
「俺はただ、見込みのありそうなやつにおいしい環境を与えてやっただけ。できなければ消される、そんなの当たり前だろ。
こっちとしては、ダメなら別のモノを差し出すだけだ」
生徒がどうなろうと自己責任で、俺には関係ないと開き直る武智。
すべてを中継で聞いていた生徒たちは、ただ静かに武智の声を聴いています。
生徒をどこまでも”物”扱いする発言に、ついに一颯がキレて武智の胸倉をつかみました。
「生徒は物じゃない、人間だ!俺たちが導いてやらなきゃいけない、もろくて未完成な人間なんだよ!」
そう叫び、武智を突き飛ばします。
俺はあいつらの将来を見届けてやることができない。
だからこそ、あいつらには幸せになってもらいたい。
一颯の言葉を黙って聞いていた武智の視界が、ぐにゃぐにゃと曲がり始めます。
何を言ってるんだ?お前だって同じじゃないか!
こんな事件を引き起こして、恐怖に陥れて!
どこが生徒のことを考えているっていうんだよ!
立ち上がれないままの武智に、一颯はピストルを向けました。
「お前に、教壇にたつ資格はない」
そのとき。
五十嵐刑事が突入し、間一髪のところを思いとどまらせます。
一颯が去り、ほっと安心した様子の武智を五十嵐がビンタし署へと連行しました。
ついに五十嵐と一颯の関係がバレた!
武智をパトカーに乗せ、連行されるのを見届けた五十嵐。
そこへ郡司刑事がやってきて「ついに武智を追い詰めましたね」と話しかけます。
「柊一颯と相楽孝彦は裏で繋がっていました」
その報告に何も答えない五十嵐。
郡司はゆっくり五十嵐に近づきながらこう言いました。
「─あなたもグルですよね。五十嵐理事官」
さらに黒幕がいる?
武智が逮捕され、解決したはずの事件。
しかし解放されないことに違和感を覚えた宇佐美が「なのになんで解放してくれないの?」と疑問を口にします。
「まだ─続きがある…」
ぽつりとこぼした茅野さくらの言葉に、クラス中が静まり返りました。
ネットでは武智の逮捕劇に興奮した書き込みが多数投稿されています。
それを見ながら、一颯は「これからが本番だ」と呟いたのでした。
【3年A組】7話まとめ
景山澪奈がフェイク動画のターゲットにされた理由が解明し
ついに五十嵐の繋がりもバレてしまった第7話。
視界がときどき曲がるのは、もしかして二重人格フラグかと思いましたが
おそらく”自分の世界が壊れていく”ことの表現だったんでしょうね。
武智をそそのかしたのは、あの政治家かなと思いますが
そこがラスボスならあと3話も残す必要ないと思うので、もっと深いとこに隠れてるんだろうなー。
8話ではどこまで語られるのか必見ですね。